古民家の土間のメリットや活用方法をご紹介します！

土間は古民家と相性が良く、土間を取り入れた家は全体のイメージを崩さない間取りになるでしょう。また、デザインだけでなく土間には多くのメリットがあります。そこで、この記事では土間を採用するメリットと活用方法について解説します。

 

□土間のある家のメリット

土間のある家にはこの章で解説するメリットがあります。
古民家を検討する際には、是非参考にしてください。

 

＊夏は涼しい空間になる

 

土間は「土」と「日陰」を空間に取り入れるため、猛暑であっても涼しい空間となるでしょう。そのため、夏以外だと根菜類を土間に置いて保存するご家庭もいらっしゃいました。土間に椅子を並べて涼むことでエアコンなどの稼働率を少しでも抑えることができ、エコかつ家計にも優しい暮らしになります。

 

＊「玄関先」として利用できる

 

土間は家屋内であると同時に家屋外でもあるため、玄関先の客間として使用することができます。土間に腰かけて話すスタイルは自然と距離が近くなるため、御近所さんが集まりやすい空間にすることができるでしょう。

＊自由度の高いスペースになる

靴を脱がなくていい土間は作業がしやすく、様々なシーンに応用できる場所だといえます。
農作業や自宅で自営をしている人は家屋内外を行き来することが多いため、土間を有効活用することをおすすめします。また、家の中や狭い玄関先では作業がしづらい、DIYや観葉植物の植え替えなどのスペースとしても活用できます。

 

□古民家の土間の活用方法

この章では土間を活用するための間取りについて解説します。

 

＊土間リビング

 

土間リビングとは、リビングの一部を土間にしてインドア空間とアウトドア空間を両立させたリビングです。外とのつながりを作ることで、ゴルフやバイクの整備などアウトドアな趣味を両立して楽しむことができます。限られたスペースの中で開放的な空間を演出できるところも魅力です。

 

＊収納スペースを設置する

 

土間収納は汚れがつきやすいものを収納し、すぐに取り出せるスペースとなります。また、家に置くとかさばるような背の高い備品を置くスペースとしても有効です。そのため、農機具や洗車用品、ゴルフクラブ等は土間収納を設置し収納しましょう。

 

□まとめ

土間のある古民家はデザイン性と効率性が高い家になるため、古民家を検討する際には必ず土間も合わせて検討しましょう。また、土間は様々な活用方法があるため、建築会社と相談してベストな間取りを設計しましょう。