古民家に住むメリットやデメリット、注意点を解説します!
2023/05/23
古民家は田舎暮らしや穏やかな生活をしたい人に人気ですが、現在の住宅にはない注意点があります。そのため、住んだ後にイメージと違う生活になってしまい後悔するケースもあります。そこで、古民家を検討する場合はこの記事で解説するメリットやデメリット、注意点を事前に押さえましょう。
□古民家に住むメリットとデメリット
古民家に住む場合にはこの章で解説するメリットとデメリットを事前に確認し、思い描いた生活にしましょう。
*メリット
古民家の代表的なメリットは、現代の住宅にはない住み心地です。土間や古風な雰囲気を持つ外壁を取り入れた、どこか趣となつかしさのある雰囲気は古民家に住むことでしか味わえません。また、木材を多く取り入れた古民家は四季や年月によって変化し、自然を感じることができるでしょう。
*デメリット
古民家はコストを抑えられるメリットがありますが、耐震リフォームや断熱リフォームを実施する場合は新築住宅と変わらない総額になることがあります。そのため、正しく予算が把握できない場合は慎重に検討する必要があるでしょう。
また、雨漏りや白蟻の被害などは古民家で起きる可能性があります。本来このようなトラブルが発生した場合、売主が修繕します。しかし、売主が一般人であれば引渡しから3ヶ月、宅建業者であっても2年が最長期限となります。つまり、それ以降に発生したトラブルは全て自己負担となるため、注意しましょう。
□古民家を選ぶ際の注意点
古民家を選ぶ際には前述したデメリット以外にも、この章で解説する注意点を確認しましょう。
*耐震性が低いことがある
耐震性は耐震診断やインスペクションを実施することで確認できますが、売主が販売前に確認していることは稀です。そのため、購入した後に耐震リフォームが必要となるケースが多いため、注意が必要です。
*重要な部位が破損している可能性がある
古民家は屋根や重要な木部が雨漏りやシロアリ被害によって破損し、耐久性が落ちている可能性があります。このようなトラブルはリフォーム費用を大きく膨らませる原因となるため、あらかじめ売主に家屋の状態をヒアリングし確認しましょう。
*水回りが使いにくいことがある
築年数が経過した戸建ては水回りの使い勝手が現代の住宅と違う場合が多く、使いにくさを感じることがあります。このような失敗をしないためにも、中古戸建ての内覧時には水回りを実際に触って確認することが重要です。また、配管や配線はふるい場合やり替えが必要な可能性もあります。
□まとめ
古民家に住むことで得れられるメリットは多いですが、同時にデメリットも抱えることになるため注意が必要です。特にリフォーム費用が増える可能性がある場合は施工会社と念入りに打合せし、納得した上で進めましょう。
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