古民家リフォームは1000万円でできる?
2023/06/10
木の温もりを感じ、どこかほっとする雰囲気のある古民家には、新築には出せないような趣深さがあります。
そのような古民家をリフォームするとなった場合、1000万円の予算で実現できるのでしょうか。
今回は、古民家リフォームの費用相場を事例とともに確認していきます。
後半ではリフォーム費用を抑えるコツについてもご紹介しますので、最後までご覧ください。
□古民家リフォームの費用相場は1500万円程度
古民家リフォームにかかる費用相場は、1500万円程度とされています。
そのため、1000万円の予算では実現が難しい部分が多いかもしれません。
しかし、古民家ごとに劣化の進み具合は異なり、施主のご要望によって行うリフォームの内容も異なるため、一概にはいえない点に注意が必要です。
いくつか事例を見ていきましょう。
*【事例1】築80年
・平屋建て
・バリアフリー化
・間取りの変更
・設備の一新
こちらは、バリアフリー化とはいっても、平屋建てなのでそこまで大きな工事は必要ない場合の事例です。
かかった費用は1700万円ほどでした。
*【事例2】築150年
・耐震改修
・水回り設備の一新
・間取りの変更
大掛かりな耐震改修が必要となると、費用もそれだけ跳ね上がります。
こちらの事例の場合は、3000万円ほどの費用がかかりました。
*【事例3】築70年
・キッチンや水回りの設備の一新
・断熱材の施工
・部屋数を増やす間取りの変更
家全体の設備を一新し、さらに断熱材も施工するとなると費用を高くなりやすい傾向にあります。
こちらの場合は、2500万円の費用がかかっています。
□古民家のリフォーム費用を少しでも抑えるコツ
1.再利用できる設備はそのままにする
劣化の少ない外壁・柱・設備などは、一新せずにそのまま利用する選択肢もあります。
傷んでいないのであれば、綺麗にすれば十分に使えることが多く、古民家らしい良さも残せるのがポイントです。
2.優先順位を決める
古民家リフォームにおいて優先したいのは「耐震性」「水回り」「外壁・屋根」「断熱性」の4点です。
優先順位の高いものから決めていくと、費用を節約しながらリフォームを進められるようになります。
3.優遇制度の活用
古民家リフォームに活用できる優遇制度は、意外にも多くあります。
例えばリフォーム減税や各自治体で行われている補助金制度など、上手に活用すれば費用を抑えられるものばかりです。
それぞれに条件が設定されていることが多いため、事前に確認しておきましょう。
◻︎まとめ
古民家のリフォーム費用は、劣化の具合やリフォームの内容などによって大きく変わってきます。
優先順位の高い「耐震性」「水回り」「外壁・屋根」「断熱性」の4点を確保した上で、さらに他の要素も加えたリフォームだと1000万円の予算では実現が難しいでしょう。
場合によっては2500〜3000万円程度かかる場合もあるため、資金計画は余裕を持っておくと安心です。
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