古民家のサッシはリフォームすべき?隙間風はサッシ交換で対策!
2023/07/01
古民家はよく「寒い」と表現されますが、これは古民家自体が隙間風を通しやすい構造になっているためです。
日本の多湿な環境でもこうして現代まで残っているのは、隙間風が通されることで湿気を上手く逃してきたからともいえるでしょう。
とはいえ現代のライフスタイルには合わない部分が多く、リフォームの際にサッシの交換を検討することもあるかもしれません。
古民家のサッシにリフォームは必要なのでしょうか。
今回はこのような疑問にお答えします。
□古民家のサッシはリフォームするのがおすすめ
古民家に備えられているサッシは木製やアルミ製であることが多いですが、これらは断熱性の観点からでは性能が期待できません。
木製のサッシは隙間が多く、アルミ製のサッシは熱伝導が良すぎて外気温に大きく左右されるためです。
そのため、暮らしやすい家にしたいとお考えなのであれば、サッシはリフォームで交換するのが良いでしょう。
窓の性能は断熱に影響を与えやすいため、サッシが変わるだけでも古民家特有の寒さは大きく改善されるはずです。
とはいえ、家全体の断熱性を上げようと考えているのであれば、サッシだけのリフォームはおすすめできません。
部分的ではほとんど断熱効果を得られないため、その点には注意しましょう。
□古民家のサッシのリフォーム方法
では実際に古民家のサッシをリフォームする際には、どのような方法が挙げられるのでしょうか。
ここでは、3つのリフォーム方法をご紹介します。
*サッシはそのままで二重窓にする
リフォームを検討している方の中には、古民家ならではの良さを活かしたいと考えている方もいらっしゃるかと思います。
そのような場合におすすめなリフォームが、サッシは残しつつ内窓を新設し、インナーサッシを取り付ける方法です。
二重窓になることで隙間風の対策に繋がるため、木製サッシを活かしつつも性能アップにつなげられます。
*樹脂サッシに交換する
樹脂サッシはアルミサッシよりも非常に熱伝導率が低く、断熱性能を格段に高めてくれます。
外気温に影響されにくいため、結露対策にもつながるのが嬉しいポイントです。
デザインや色味を工夫すれば古民家の雰囲気を壊さずに実現できるでしょう。
*サッシはそのままで複層ガラスにする(年代により出来ない場合があります)
前述の二重窓と異なるのは、インナーサッシを増やすのではなく、既存のサッシにガラスを加える点です。
高性能なガラスを取り入れれば、断熱性の向上が期待できます。
◻︎まとめ
古民家の寒さ対策に、窓のサッシを交換するリフォームは一定の効果を発揮します。
リフォーム方法によっては既存のサッシを活かせるものもあるため、古民家の良さを残せることもあるでしょう。
しかし、寒さ対策を徹底するのであれば、サッシだけでなく家全体のリフォームを検討することをおすすめします。
古民家の良さを活かしつつ、暮らしやすい家へのリフォームを考えている方は、数々の古民家再生を手掛けてきた当社にぜひご相談ください。
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