急な階段をリフォームしたい方必見！リフォームのポイントと費用目安を解説します！

自宅の階段の勾配が急すぎることにお困りではありませんか。
日常生活の危険はリフォームで解決しましょう。
階段リフォームで押さえておきたいポイントや注意点、かかる費用の目安などを併せてご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。

□階段リフォームのポイントと注意点を解説します！

階段をリフォームするにあたって注意しておきたいポイントは以下の通りです。

・階段の勾配が昇り降りしやすいか
・本当に架け替えが必要か
・建築確認申請の必要性
・安全性の確保

建築基準法で定められている一般家庭の階段の寸法は、「幅75cm以上・蹴上げ(一段の高さ)23cm以下・踏面15cm以上」です。
しかし、この基準に則ってつくられた階段の角度は約57度と、かなりの急勾配になってしまいます。
そこで実際には、これらの基準よりも余裕を持った設計が必要です。

さらに、そもそも架け替えが必要なのかも検討するべきポイントです。
安全面の心配があるようでしたら、階段はそのままで手すりを新設するといった方法も考えられます。
既存の階段の状態と目指す状態を整理し、冷静に判断しましょう。

3つ目の建築確認申請とは、大規模リフォームや家の建築の際、事前に建築図面などを設計士に確認することで建築基準法上の問題がないか調査することです。
階段を位置ごと変更するような大規模リフォームになるようでしたら忘れずにこの手続きを行いましょう。

最後に、階段をリフォームする上では安全性の確保が第一となります。
高齢者(65歳以上)の家庭内事故発生場所のうち、階段は約2割を占めるほど危険な場所となっています。
階段自体のリフォームだけでなく、手すり・滑り止め・フットライトの新設もおすすめです。

□急な階段をリフォームする場合の費用目安とは？

ここからは急勾配の階段をリフォームする際、必要な費用の目安をご紹介します。

＊階段を段違いにするリフォームの場合

段違いにする場合は、約20～40万円の費用がかかります。
取り付け工賃約5万円、材料費約15～35万円という内訳です。

＊階段を架け替えるリフォームの場合

架け替える場合は、約60～120万円の費用がかかります。
既存階段の撤去約15万円、新設階段の材料費約50万円、取り付け工賃約30万円という内訳です。

□まとめ

急な勾配の階段は安全性の面からも、リフォームをすることが求められます。
架け替えが本当に必要なのかなど事前におさえておくべきポイントを踏まえ、検討してみてください。
既存の階段の状態によっては、手すりの新設などだけで安全性の向上がはかられるかもしれません。