木造軸組み工法とは?そのメリットとデメリットを解説します!
2023/02/21
木造、RC造、S造などたくさん種類があって難しい建築工法、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回は中でも木造建築の種類の一つ、木造軸組み工法についてご紹介します。
メリットデメリットも併せてお伝えしますのでぜひ参考にしてみてください。
□木造軸組み工法とは?
木造住宅は、構造体の違いから「木造軸組み工法」と「2×4(ツーバイフォー)工法」に分けられます。
そのうちの一つ、木造軸組み工法は現在全国で最も多く採用されているポピュラーな工法で、在来工法や伝統工法とも呼ばれています。
名称の「軸組み」は、「縦の構造材=柱」に「横の構造材=梁」を組み合わせて建てることからきている呼び方です。
歴史ある寺社や古民家などでも使われているこちらの工法、長年の実績を誇っていることが多くの人から選ばれる理由なのですね。
それに対し2×4(ツーバイフォー)工法とは、2×4インチの木材で組んだ枠に壁を張るというもので北米から伝わった工法です。
使う部材が少なく施工方法も簡略化されており、コストが抑えやすいことから日本全国へ広がりました。
柱と梁で点を結ぶように組み立てる「木造軸組み工法」、2×4インチの木材を中心に面で組み立てる「2×4(ツーバイフォー)工法」と覚えましょう。
□木造軸組み工法のメリットとデメリットを解説します!
*木造軸組み工法のメリット
木造軸組み工法を選ぶ大きなメリットとして、設計の自由度が高いことが挙げられます。
ある程度規格に制限がある2×4(ツーバイフォー)工法と比べると、柱や梁を組み合わせるため間取りや空間の取り方に関する自由度が高いです。
さらに構造材の組み合わせ方の特性から、増築や間取りの変更といった可変性が高いという点もメリットと言えます。
*木造軸組み工法のデメリット
過去の施工例や実績を参考に、豊富な知識と技術力のある工務店・大工を選びましょう。
また、2×4(ツーバイフォー)工法と比べるとどうしても工期が長くなってしまうため、なるべく早く施工を完了させたいという方には向きません。
□まとめ
木造軸組み工法は、古くから使われてきた日本の伝統的な建築工法です。
デメリットもありますが、設計自由度や可変性の高さから長年多くの日本人の支持を得てきた実績もあります。
木造軸組み工法についてより具体的に知りたい方は、お気軽に当社へご相談ください。
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