古民家の減築にかかる費用目安とは?事例ごとの費用と注意点を解説
2023/07/09
ライフスタイルの変化をきっかけに、より暮らしやすい住まいとは何かを見直すご家庭が増えてきています。
それは古民家に住まう方々も例外ではなく、持て余した部屋を減築したり、二階建てを平屋にしたりすることを検討されることもあるでしょう。
今回の記事では、古民家の減築にかかる費用や注意点を解説します。
具体的な事例もご紹介しますので、比較しながらご覧ください。
□古民家の減築にかかる費用相場と3つの事例
「減築」はいわゆるリフォームの一種ですが、該当の場所を全て撤去する取り壊し工事にも当てはまります。
施工範囲の広さや構造の状態によって変わりますが、一般的な相場は1平方メートルあたりおよそ10〜20万円です。
では、より具体的な事例から費用を確認してみましょう。
*2階建てを平屋に減築する
子供が巣立つことで2階の部屋を持て余している場合には、バリアフリー化も視野に入れて平屋へと減築するケースがあります。
この場合、1平方メートルあたりおよそ10万円の費用がかかるでしょう。
*平屋にある一部の部屋を減築する
古民家は平屋になっていることも多いですが、そのうちの1部屋を減らしたいという場合もあるでしょう。
平屋の減築は他の事例より費用が安くなり、1平方メートルあたりおよそ9万円の費用で実現できます。
費用は増えますが、減築とともに駐車場や庭を作ることも可能です。
*2階建ての家を半分に減築する
2階と1階を半分ずつ減築することで、一回り小さな家にする事例です。
こちらの場合、1平方メートルあたりおよそ13万円の費用がかかります。
このように、減築の費用は減築したい場所の状況によって費用に差が生じます。
ランニングコストの軽減や節税につながるのが魅力の減築ですが、撤去費用とのバランスを考慮することが大切です。
□減築における2つの注意点
1.登記申請を必ず行う
古民家の減築をする場合、必ず登記申請を行いましょう。
これは、床面積が変わることで固定資産税の算出方法に影響を与えるためです。
減築が完了してから1ヶ月以内に申請しなければならず、手続きには費用がかかるので注意してください。
2.仮住まいが必要になる可能性がある
ケースによっては、仮住まいが必要になる場合があります。
ホテルやウィークリーマンションを事前に手配しておくと慌てることがありません。
その場合は宿泊費や移動費などもかかることになりますので、ゆとりある資金計画が重要です。
3.補強工事が必要な場合がある
建物を一部取り壊す工事のため、全体の構造のバランスによっては補強工事が必要になることも多いです。
その分かかる金額も上がってしまいますので、予算には余裕を持つことをお勧めします。
□まとめ
古民家の減築は、より暮らしやすい住まいを実現したり、ランニングコストの軽減や節税に繋げたりするのに有効なリフォーム方法です。
ただ、工事期間中には仮住まいが必要になる可能性がある点や、登記申請が必要な点は忘れないようにしましょう。
古民家の良さを活かしたリフォームをご検討中の方で何かご不明点がある場合、いつでも当社にご相談ください。
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