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古民家の定義は築年数?古民家ならではの構造の特徴をご紹介

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古民家の材木は再利用!法隆寺が証明した驚きの強度とは?

古民家の材木は再利用!法隆寺が証明した驚きの強度とは?

2023/07/20

古民家に使用されている材木は通称「古材」と呼ばれており、木材の質が高いとされています。
強度が非常に高く、古民家の材木ならではの多彩な魅力もあり、リフォームや建て替えの際には再利用するのがおすすめです。
ここでは、古民家の材木の特徴や魅力についてお伝えします。

 

□古民家に使われている材木は再利用できる

戦前の昭和20年以前に建てられた古民家の材木は、質が非常に良いとされています。
質の高い材木は非常に丈夫であり、築年数が経過してもその強度を保ち続けられるのが特徴です。

その証拠に、世界最古の木造建造物といわれている「法隆寺」に使用されていた木材では、200年が経過するまでは最大30%近く強度が増し、その後1000年をかけて伐採当時と同じ強さに戻ることが判明しました。
一見木肌が枯れているような見た目をしていても、少し皮をめくれば新鮮な香りと生き生きとした木目が顔を覗かせるのだそうです。
つまり、法隆寺の材木は建てられた当時から強度がほとんど変わっていないことになります。

このように、質の良い木材は何百年・何千年が経過してもそのクオリティを保ち続けるのが特徴です。
そのため、戦前では家を解体しても次の家を建築する際に再利用するのが基本でした。
現代の古民家に使用されている材木でも、劣化具合や質によっては再利用することが可能です。

 

□古民家の材木にある多彩な魅力

古民家の材木には、釘を使わない伝統工法や経年により、独特な風合いを持っています。
ここでは古民家の材木にある多彩な魅力の一部をご紹介します。

 

*ちょうな(釿)

材木の表面にある波上の削り跡は、ちょうな(釿)によるものです。
電動のこぎりがなかった当時は、ちょうなを振り下ろすことで木材の表面を削り出していました。
荒削りの際に使われており、大工道具の生きた化石とも呼ばれています。
ちょうなの跡からは無骨ながらも味わいが感じられ、思わずなぞりたくなる魅力があります。

 

*ほぞ穴

材木と材木の接合部分にあたる、凹んだ穴の部分をほぞ穴といいます。
ちなみに対になる凸の部分はほぞといい、ほぞとほぞ穴を組みコミセンを入れることにより、仕口をピッタリと密着させることが可能です。
少しのずれも許さない精巧な作りは、熟練の職人だからこそ成せる技といえるでしょう。

 

*色合い

経年によって艶や深みを増した独特の色合いは、古民家の材木にしか出せない魅力があります。
これは家とともに年月を生き抜いてきた証拠であり、新材では出し得ません。
色の濃いダークブラウンの落ち着いた雰囲気が安らぎを与えてくれます。

 

□まとめ

古民家の材木は質が良く、非常に強度が高いという特徴があります。
劣化の具合によっては再利用することも可能であり、古民家の材木ならではの魅力をより引き出すことができるでしょう。
当社では古民家の材木を再利用する古民家再生を行っておりますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
 

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