古民家のフルリノベーションで暮らしやすく！費用を抑えつつ実現するには？

築50年以上が経過した古民家は、重厚感ある佇まいやどこか懐かしさを感じられる風合いが魅力です。
しかし、現代のライフスタイルとは合わない部分も多く、それをきっかけにフルリノベーションを検討されている方もいらっしゃることでしょう。
今回の記事では、古民家のフルリノベーションでできることや費用を抑えるコツをご紹介します。

 

□古民家のフルリノベーションでできること

 

1.現代のライフスタイルに応じて間取りを変える
古民家のフルリノベーションでは、壁を全て解体した状態から始まります。
そのため、現代のライフスタイルに合わない部分があれば、間取りから変更することが可能です。
間仕切りを取り払って広々としたリビングにしたり、水回りをまとめる間取りにすることで動線を良くしたりと、今の暮らしに合った快適な間取りを実現できます。

 

2.耐震性能や断熱性能を向上させる
古民家では耐震性や断熱性が低いことが多いですが、フルリノベーションでは耐震補強や断熱対策といった工事も可能になります。
安全で快適な家づくりには欠かせません。

 

3.材木を活かす
古民家に使われている材木で、目立った損傷や劣化が見られない場合には再利用することができます。
古民家ならではの太い梁や柱があると、情緒あふれる空間をそのまま維持できるでしょう。

 

□費用を抑えつつ実現するコツ

 

＊全てを一新しない

既存のもので再利用できそうな設備があれば、一新せずに活用すれば費用を抑えることができます。
フルリノベーションとなると全てを真新しいものに変えたくなってしまう気持ちになりますが、修理したり、綺麗にしたりすればまだまだ使えるものもあるはずです。
優先順位を決めつつ、新しくするもの・しないものの区別をつけておきましょう。

 

＊優先順位を決める

予算によっては、全ての希望をリノベーションできない可能性があります。
優先順位を決めておけば、妥協すべき部分との区別がつきやすくなるためおすすめです。
現時点で特に不満が大きいところがあれば、優先的にリノベーションできるようにしましょう。

 

＊制度を利用する

古民家のフルリノベーションでは、控除・補助金といった優遇制度が受けられる場合があります。
自治体によっては高額な補助金を用意している場合もあるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

 

□まとめ

フルリノベーションでは壁を全て解体した状態となるため、間取りを自由に変えられるようになります。
現代のライフスタイルに合わない部分には改良を加えつつ、古民家ならではの風情を残したリノベーションができると素敵ですね。
当社では、お客様との対話を大切にし、古民家の良さと現代の技術を組み合わせて、住む方にとって安心・快適な家づくりをしております。
古民家のリフォームやリノベーションをお考えの方は、お気軽にお問い合せください。