建て直しかリフォームか|迷ったときの判断基準
2023/08/13
建て直しにもリフォームにもそれぞれに一長一短があり、一概にどちらかが優れているということはありません。
大切なのは「これからどのように暮らしていきたいか」「今後の住まいに何を求めるのか」といった新たな暮らしや住まいに向けての視点です。
とはいえ、建て直しかリフォームかは非常に迷いどころであり、なかなか足を踏み出せないままの方も多いことでしょう。
今回は、建て直しとリフォームのそれぞれのメリット・デメリット、どちらかを選ぶ際の判断基準をご紹介します。
□建て直しとリフォームのそれぞれのメリット・デメリット
*建て直しのメリット・デメリット
【メリット】
土地の広さによる制約は受けてしまうものの、従来までの家の間取りに囚われることなく、全く新しい家にすることが叶います。
水回りを1つにまとめたり、新たにパントリーを設けたりと、現在のライフスタイルに合った間取りに自由に変更が可能です。
【デメリット】
建て直しでは全て解体することになるため、家に愛着があった方には抵抗を覚える可能性があります。
また、リフォームよりも施工期間が長く、規模の大きな工事になりますので、施工中は仮住まいを用意しなければなりません。
現在の家が築年数30年以上の場合には、法改正によってそもそも建て直しが行えない場合もあります。
必ず事前に照らし合わせておきましょう。
*リフォームのメリット・デメリット
【メリット】
リフォームでは、現在の家の面影を残したまま、住み慣れた家にそのまま住み続けることが可能です。
部分的な修繕になるため、建て直しよりも施工期間が短くなります。
【デメリット】
リフォームは基礎部分を変えないため、柱や壁の位置を変えられないことがあります。
そのため、大きな間取り変更を伴う工事には向いていません。
基礎部分の劣化が激しい場合にはリフォーム自体を行えない可能性があり、その場合には建て直しが選択肢となります。
□建て直しかリフォームかで迷ったときの判断基準
1.築年数や家の状態
家の劣化が激しい場合には、リフォームよりも建て直しが適しています。
地盤や耐震性能に不安がある場合にも同様です。
築年数が必ずしも家の状態とイコールになるわけではないため、家の状態をしっかり見極める必要があります。
2.費用
家を解体する必要のある建て直しの方が費用が高くなるため、予算に合わせて判断するのも1つの基準です。
ただ、一概に建て替えの方が高くつくということではなく、リフォームの方が高くなってしまう場合もあります。
また、将来的にかかる修繕費も考慮し、費用に見合った工事ができるのかを判断することが大切です。
3.ライフスタイル
家族が増える・両親と同居する・子供が巣立つなど、ライフスタイルの変化に応じて判断するのも良いでしょう。
将来的な視点も含めて、柔軟に対応できるのはどちらなのかを考えると、自ずと建て直しかリフォームかの判断がつきやすくなるかもしれません。
4.将来
「子供にも住み継いでいきたい」「今後もこの家に住み続けたい」など、将来的な視点も重要な判断基準です。
今後他の家に住まいを変える可能性があるならリフォームを、次世代に引き継いでいくことを考えているなら建て直しを検討しましょう。
これからのライフスタイルについてご家族で話し合っておくのがおすすめです。
□まとめ
建て直しは設計の自由度が高くなる一方、費用や施工期間がネックとなります。
その点リフォームは今のお住まいの面影を残したまま、費用や施工期間に懸念なく進められますが、大きな間取り変更はできません。
将来的な視点も踏まえ、どちらがご自身やご家族にとってより良い選択となるのか、この機会に話し合ってみましょう。
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