自然と近い古民家でやっておきたい虫対策
2023/08/16
自然と近くに、共存する暮らしを実現している古民家。
実は、古民家には「網戸」が設置されていないことがあります。
どうしても虫がそのまま家の中に入ってくるため、苦手な方にとってはストレスになってしまうかもしれません。
今回は、古民家でやっておきたい虫対策をご紹介します。
□古民家は自然と近い暮らし
古民家といえば縁側、そして大きな開口部が特徴的です。
これは「夏の暑さを和らげ、涼しく過ごせるように」という昔ながらの知恵からそのような造りになっています。
しかし冒頭にて触れたように、古民家のなかには窓に網戸がないことがあります。
山や林など、立地的にも自然と近い場所にありながら網戸がない場合、虫が入ってきてしまうのは避けられません。
では、昔はどのように虫対策をしていたのでしょうか。
代表的なのは、「蚊取り線香」を焚くことです。
縁側や庭の水辺など、蚊が発生しやすい場所で蚊取り線香を焚くと、ある程度侵入を防ぐことができます。
夜には蚊帳を吊り、その中で就寝するというのも主流です。
リフォームによって網戸を設置することも可能ではありますが、古民家ならではの暮らしをしたい方や、網戸の見た目で古民家の落ち着いた雰囲気を損ないたくないと考える方もいらっしゃるでしょう。
そのような方は、前述の方法や記事後半にてご紹介する虫対策を実践してみてください。
□種類別|古民家でやっておきたい虫対策
*ゴキブリ
苦手な方も多いゴキブリは、「ゴキブリが嫌う臭い」を発生させることで対策しましょう。
・毒餌剤
・盛り塩にハッカ油
ゴキブリは、ハーブのような臭いを嫌う特性があります。
特に2つ目の盛り塩にハッカ油で対策をする方法は、人工物を使わない自然の手法ではありますが、即効性がありおすすめです。
*ムカデ
ムカデは、季節は限定的ではありますが、1年に2回ほど行動が活発になる時期があります。(5〜6月・9〜10月)
噛まれると大変ですので、まずは家に入れないことを念頭に対策しましょう。
・毒餌剤
・盛り塩にハッカ
ムカデもゴキブリと同じように、ハーブの臭いを嫌う性質があります。
玄関口や縁側、和室など、侵入箇所になりやすい場所に設置して対策してください。
*蚊
蚊の場合は非常にシンプルですが、以下の方法が最もおすすめです。
・蚊取り線香
蚊を対策するグッズは多く出ていますが、昔から親しまれてきた蚊取り線香はシンプルながらも、しっかりと効果を発揮してくれます。
縁側に蚊取り線香を焚いているだけで、みるみるうちに蚊が弱っていくはずです。
蚊取り線香の匂いが苦手な方でも現在は様々なフレーバーが出ていますので、ぜひ探してみてください。
□まとめ
今回は、古民家でやっておきたい虫対策をご紹介しました。
古民家では涼を取れるように大開口や縁側がありますが、網戸がないケースが多くあります。
虫の侵入を防ぐ・追い出す対策をして、ストレスなく安心して過ごせる暮らしを実現しましょう。
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