断熱材のない家の防寒対策5選|ちょっとした手間で暖かく
2023/10/02
昨今では政府の後押しもあり、高気密高断熱住宅などが家づくりの主流となりつつありますが、築年数が古いもののなかには断熱材のない家も存在します。
断熱材がないということは、外気温に左右されやすいということ、そして暖房器具をいくら稼働させても部屋全体を暖めることが難しいということです。
今回の記事では、断熱材のない家でもできる防寒対策やぜひ検討しておきたい断熱リフォームについてお伝えします。
□ちょっとした手間でできる防寒対策
1.遮熱性能を持つカーテンをつける
遮熱性能を持つカーテンは、窓からの冷気の侵入を防ぐことができます。
床にギリギリつかないぐらいの長めのサイズを導入すると、冷気の侵入を極力なくすことが可能です。
2.隙間風を感じるところにテープを貼る
当然の話ではありますが、隙間風は隙間からやってきます。
冷たい隙間風を感じるところがあれば、パッキンなどの隙間テープで間を塞ぎましょう。
リビングのドア・窓と窓枠の間などがおすすめです。
3.高い天井にはサーキュレーターを
天井が高い家では、空気の性質上、暖かい空気が上に溜まってしまいます。
これではいくら暖房器具を使用しても意味がないため、上部にサーキュレーターを設置して、強制的に空気を混ぜましょう。
4.窓やドアに断熱素材を貼る
窓やドアは冷気の侵入口です。
ここにホームセンターなどに売っている断熱素材を貼り付ければ、有効な防寒対策になります。
安価に実現したい場合は、ダンボールや発泡スチロールだけでも効果的です。
5.厚いカーペットを敷く
長い時間過ごすようなリビングやキッチンなどには、厚いカーペットを敷くのがおすすめです。
床からの冷気を防ぎ、敷くだけで断熱効果を得られます。
但し裏にゴム状のものが付いているものだと、湿気を留めてカビや床材を傷める可能性もあるため、注意が必要です。
□断熱リフォームの検討もおすすめ
前半にてお伝えしたように、断熱材のない家でもちょっとした手間をかければ立派な防寒対策を実現できます。
しかし、それでも局所的にしか暖められない状態であることは変わらず、部屋の温度差を感じることが多いでしょう。
温度差はヒートショックの原因ともなるため、思い切って断熱リフォームを検討することもおすすめします。
・床の断熱
・天井の断熱
・壁の断熱
・窓の断熱
上記のように家全体に断熱材を入れられたならば、過ごしやすさは大きく変わるはずです。
部屋全体を暖められるようになり、部屋間の温度差も小さくなります。
体調の変化は突然現れるものです。
ご家族やご自身の健康のためにも、断熱リフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
□まとめ
今回は、断熱材のない家でもできる防寒対策をご紹介しました。
ちょっとした手間をかけるだけでも快適さは大きく変わるため、ぜひこの記事を参考に試してみていただけたら幸いです。
当社ではお客様との対話を大切に、住みやすさにこだわったリフォームを実施しています。
断熱リフォームについてご興味がありましたら、お気軽に当社にお問い合わせください。
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