古民家をリフォームする際によくある失敗3選とリフォームの際のポイント

「ゆっくりと田舎暮らしを満喫したい」「改装して古民家カフェを開業したい」など、古民家リフォームを希望する方が増えてきています。
古民家の重厚感ある雰囲気が、時間をゆっくりと流れるように感じさせ、今も多くの人の心を掴んでいるのですね。
ただ、現代の住宅とは異なる部分が多くあり、劣化が激しい場合も考えられるため、リフォームを失敗だったと感じてしまう方も少なからずいらっしゃいます。
今回は、古民家リフォームでよくある失敗やリフォームの際に知っておきたいポイントをご紹介します。

 

□古民家リフォームでよくある失敗3選

＊予算を大幅にオーバー

古民家は築年数が50年以上経過した物件を指します。
そのため、大きく劣化が進んでしまっていることも多いです。
劣化が進行しているほど修繕にお金がかかり、予算オーバーしてしまうことも少なくありません。
修繕をしてからはじめて劣化の酷さが浮き彫りになることもあるため、必要な工事を事前にしっかりと調査してもらいつつ、資金計画には余裕を持たせておきましょう。

 

＊通常の施工会社に依頼してしまった

古民家は一般的な住宅とは異なる部分が多くあります。
そのため、専門的な知識がなければ正しい施工は困難です。
高い技術力や古民家リフォームへの経験がないと、後の不具合に繋がる可能性もありますので、実績のある施工会社に依頼しましょう。

 

＊施工会社を探すのに時間がかかり、スケジュールが押してしまった

実は、古民家リフォームに対応できる施工会社の数はそこまで多くありません。
そのため、条件を満たした施工会社を探すのに手間取ってしまうことがあります。
施工会社探しはなるべく早い段階から行っておくのがおすすめです。

 

□古民家リフォームをする際に知っておきたいポイント

1.水回り
古民家リフォームで必ず妥協しないでおきたいのが、水回りです。

・キッチン
・お風呂
・トイレ
・洗面所
・下水道の浄化槽
・配管工事

キッチン・お風呂・トイレなどの設備の交換も必要ですが、特に古民家の場合は下水道の浄化槽や配管工事が必要になるケースが多くあります。
この場合、費用が高額になりやすいため注意してください。

 

2.屋根
古民家の屋根は傷んでいるケースが多く、状況に応じて補修と交換のどちらを取るかが変わってきます。
交換の方が費用が高くなりやすいですが、軽い素材の屋根に交換することで耐震性の向上が期待できる一面もあります。

 

3.耐震改修
古民家リフォームで必ず検討しておきたいのは、耐震改修です。
古民家は揺れることで地震のエネルギーを分散させる造りになっているため、現代のような耐震性を持ち合わせていません。
耐震改修は費用がかかりますが、自治体によっては補助金を配布している場合もあります。
賢く活用しながら安心して暮らせる住まいを目指しましょう。

 

□まとめ

古民家リフォームは、その築年数や現代の住宅とは異なる部分が多くあることから、失敗してしまうことが少なくありません。
今回ご紹介した内容を参考にしながら、ぜひ古民家リフォームに臨んでみてください。
当社は古民家らしさを大切にしつつ、現代のライフスタイルに合った形にリフォームすることで、ご家族みんなが快適に暮らせる住まいを実現しています。
古民家リフォームをご検討中の方は、ぜひ当社にお任せください。