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無意味な耐震補強とは?失敗を避けるためのガイダンス

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無意味な耐震補強とは?失敗を避けるためのガイダンス

無意味な耐震補強とは?失敗を避けるためのガイダンス

2023/12/02

耐震補強の必要性を感じている方はたくさんいらっしゃいます。
しかし、どの方法が最も効果的かを知るのは、専門知識がないと難しいですよね。
この記事では、無駄なコストをかけずに効果的な耐震補強を行うためのポイントを解説します。
耐震補強を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

◻︎そもそも耐震補強とは?

耐震補強の定義や注目されている理由について、以下でご紹介します。

 

1:定義と意義

耐震補強とは、名前の通り、建物の耐震性を高めるための補強工事のことを指します。
壁を強化したり、屋根の重量を軽減したり、土台を強固にするなどの工事が含まれます。

 

2:耐震補強が注目される理由

日本は地震大国であり、大地震のリスクが常に存在します。
特に近年、南海トラフ地震や首都直下型地震の発生確率が上昇しています。
また、熊本地震のデータを見ると、新旧の耐震基準によって倒壊率に大きな差があることが明らかになりました。
このような背景から、耐震補強の必要性が高まっているのです。

 

◻︎無意味な耐震補強とは?

一言で耐震補強といっても、不必要な補強をしてしまっては意味がありませんよね。
耐震補強の際に、効果があまり感じられない補強を3つご紹介します。

 

*大量の金物を使った補強

小屋裏や床下に大量の金物を取り付ける補強は、状況によりますが、ほとんど効果がない可能性があります。
これらの部分は、耐震性に大きな影響を与えないためです。
しかし中には、この方法を提案して高額な請求を行う悪質な業者もいるため、注意が必要です。

 

*塗るだけの補強

塗るだけで建物が強くなるわけではありません。
特に基礎に塗料を塗布するだけの補強は、実際にはほとんど効果が無いのです。
コストを抑えたいという気持ちから選ばれることが多いですが、効果を期待するのは難しいでしょう。
塗装とは別に繊維を塗り補強する工法はあるため、こちらとの違いに注意しましょう。

 

*既に強い部分の補強

耐震補強の原則は、弱い部分を補強することです。
しかし、一部の業者は、既に強い部分だけを補強する方法を提案することがあります。
施工が簡単なため選ばれることが多いですが、実際の耐震性向上には繋がりません。

 

◻︎まとめ

耐震補強は、家の安全を守るための重要な工事です。
特に日本では地震が多く、耐震性の低い住宅は大きなダメージを受けてしまうことがわかっています。
効果的な補強を行うためには、ご紹介したような無意味な耐震補強を避けることが大切です。
本記事を参考に、無駄なコストをかけずに、効果的な耐震補強を行ってくださいね。
 

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