古民家は寒い?窓にできる寒さ対策とは?
2024/01/09
古民家では、歴史と伝統を重んじる一方で、冬の寒さという実際的な問題に直面することがあります。
特に古民家の窓は、寒さを内部に招き入れる主要な要因の1つです。
本記事では、古民家で寒さを感じる理由と、窓を通じた寒さ対策を紹介します。
冬でも快適な生活空間を実現したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
□古民家が寒いと感じる理由
古民家の冬の寒さには、主に以下の3つの原因があります。
*断熱材が使用されていない
古民家では、断熱材がほとんど、または全く使用されていないケースが多いです。
日本の住宅業界で断熱材の重要性が認識され始めたのは1980年代以降であり、それ以前の建築物である多くの古民家には断熱材が見られないことがほとんどです。
(昔は土壁が断熱等の役割をしてました。)
*単板ガラスの窓が多い
築年数が古い家では、単板ガラスの窓が一般的です。
単板ガラスは一枚のガラスのみで構成されており、外気の影響を受けやすいため、冬場は室内が寒くなりがちです。
*建物の歪みと隙間の増加
経年劣化により、古民家は材料が劣化し、建物に歪みが生じることがあります。
わずかな隙間が生じてしまうので、隙間風が室内に入り込みやすくなります。
□古民家の窓における寒さ対策4選
古民家の窓を通じた寒さ対策には、以下の4つの方法が有効です。
1:カーテンを取り付ける
窓にカーテンを取り付けることで、暖かい室内の熱を外に逃さず、外気の冷気もシャットアウトします。
特に遮熱機能のあるカーテンを使用することで、より効果的に寒さを防げるはずです。
2:断熱シートやプチプチを窓に貼る
ガラス面に断熱シートやプチプチなどを貼ることで、断熱効果を高めます。
手軽にできる対策の1つで、低コストで効果が期待できますよ。
3:隙間テープを貼る
窓の隙間にテープを貼ることで、細かな隙間を塞ぎ、冷気の侵入を防ぎます。
隙間テープはホームセンターで容易に手に入り、取り付けも簡単です。
4:雨戸やシャッターを活用する
夜間や冬季などの寒さが厳しい時には、雨戸やシャッターを閉じることで、外気からの冷気を遮断できます。
風が強い日に特に効果的ですよ。
□まとめ
古民家の魅力は、その歴史と伝統にありますが、冬の寒さ対策も重要な課題です。
今回紹介した窓を通じた寒さ対策を実施することで、古民家でも冬を快適に過ごせます。
断熱材のない古民家でも、これらの対策により、温かい室内環境を保てるため、歴史ある住宅での生活をより豊かにできるでしょう。
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