株式会社幹和空創

無垢材の家って実際どう?自然素材の家に住むメリット・デメリット

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無垢材の家って実際どう?自然素材の家に住むメリット・デメリット

無垢材の家って実際どう?自然素材の家に住むメリット・デメリット

2026/07/20

無垢材の家って実際どう?自然素材の家に住むメリット・デメリット

この記事では、愛知県(碧南市や三河エリアなど)で自然素材の家づくりをご検討中の方へ向けて、以下のポイントを解説します。

・無垢材と新建材の決定的な違いとは何か

・自然素材の家に住む本当のメリットとデメリット

・「見えない部分(透湿層など)」の施工がなぜ寿命を決めるのか

・職人主体の家づくりがなぜ重要なのか

はじめまして。愛知県碧南市で注文住宅や古民家再生、リノベーションを手掛ける株式会社 幹和空創(かんわくうそう)の代表取締役であり、現役の大工でもある服部 幹典(はっとり みきのり)です。

「木の香りがする家に住みたい」「子どもには自然素材の空間で育ってほしい」というご要望をいただく一方で、「でも、実際はお手入れが大変なのでは?」「傷がつきやすいって本当?」というご不安の声を耳にします。

この記事では、営業マンとしての綺麗な言葉ではなく、日々現場でノミやカンナを握る大工職人としての視点から、無垢材の家の「本当のところ」をメリット・デメリット包み隠さずお伝えします。

無垢材と新建材の決定的な違いとは?

まず結論から申し上げますと、無垢材(むくざい)と新建材(しんけんざい)の違いは、「時間が経つほどに価値が増すか、劣化していくか」という点にあります。

・新建材(合板フローリングやビニールクロス)

木目をプリントしたシートを接着剤で貼り合わせたものです。完成した新築時が最も美しく、そこから年月が経つにつれて「劣化」していきます。表面が剥がれたり、色褪せたりした場合は、貼り替えるしかありません。

・無垢材・自然素材

丸太から切り出した一本の木そのものです。新築時だけでなく、年月が経つにつれて油分が出てツヤが増し、色が深まる「経年変化」を起こします。劣化ではなく「味わい」に変わるのが最大の特徴です。

 

家は建てた瞬間がピークではなく、そこから数十年と長く住み続ける場所です。「安いから」「手入れが楽そうだから」と新建材だけを選ぶのではなく、50年後の家の姿を想像して素材を選ぶことが重要です。

自然素材・無垢材の家に住む3つのメリット

大工の目線から見て、自然素材の家にはカタログスペックでは測れない本質的な価値があります。

1. 五感で和む「本物のぬくもり」

無垢材は、木の中に無数の空気の層を含んでいます。そのため、断熱性が非常に高く、冬でもヒヤッとしません。 幹和空創では、床材に厚さ30mmの赤松(あかまつ)を使用しています。一般的な12mmの合板とは異なり、30mmという厚みがもたらす圧倒的な踏み心地の良さと温もりは、一度素足で歩けばはっきりと違いが分かります。また、リラックスしたい空間には柔らかな杉を、湿気を嫌う収納部分には調湿効果に優れた桐(きり)を使用するなど、職人の目利きによる「適材適所」の素材選びを行っています。

2. 家族の健康を守る「呼吸する家」

自然素材の家は、家全体が呼吸をしています。木が湿気を吸ったり吐いたりすることで、室内の湿度が快適に保たれます。化学物質(接着剤など)の使用を極力抑えることができるため、小さなお子様やアレルギー体質の方にとっても安心できる住空間となります。

3. 「家を育てる」というDIYの楽しさ

無垢材の家は「建てて終わり」ではありません。ご家族の成長とともに、家に手を加えながら愛着を深めていく楽しみがあります。幹和空創では、お客様に木工の楽しさを知っていただくため、「和みの市」などの地域イベントを通じて、DIYや木工用の端材を無償でご提供する活動も行っています。ご自身で棚を作ったり、木材のメンテナンスを行ったりと、本物志向の家だからこそ味わえる豊かな文化があります。

無垢材の家のデメリット(大工が正直に語る)

もちろん、自然素材には知っておくべきデメリットもあります。後悔しないために、以下の点を理解しておくことが大切です。

1. 傷がつきやすい(しかし修復は可能)

杉や松などの無垢材は、空気を多く含んで柔らかい分、物を落とすと傷がつきやすいという特徴があります。 しかし、新建材のように「剥がれてみすぼらしくなる」ことはありません。無垢材についた傷は、ご家族の思い出や歴史として家に刻まれていきます。また、どうしても気になる傷は、少し削ったりアイロンの蒸気を当てたりすることで、ご自身で修復できるという強みがあります。

2. 見えない部分の施工技術(職人の腕)が問われる

自然素材は生きています。そのため、湿度や温度によって木が反ったり動いたりします。これを理解せずに施工すると、隙間風や不具合の原因になります。 特に重要なのが、壁の中の湿気を逃がす「透湿層(とうしつそう)」の確保です。この理にかなった構造を正しく施工するには、現場を知り尽くした大工の経験と技術が不可欠です。利益やスピードを優先する「営業主体の家づくり」ではなく、一つひとつの素材と向き合う「職人主体の家づくり」が求められます。

「50年後も安心」な理にかなった施工とは

幹和空創が目指すのは、「50年後も安心して住める家」です。

見た目のデザインや設備を整えるだけでなく、壁の中の透湿層を確保し、内部結露を防ぎ、シロアリを寄せ付けない。そうした「見えない部分」への徹底的なこだわりが、家の寿命を決定づけます。

この「活かして再生する」「理にかなった施工をする」という哲学は、新築住宅に限りません。昔の家の太い梁や立派な柱の良さを活かしながら現代の快適さを融合させる古民家再生や、リノベーション、店舗の改修工事においても、私たちのブレない軸となっています。

よくある質問(Q&A)

無垢材や自然素材の家づくりにおいて、お客様からよくいただく不安や疑問にお答えします。

Q. 無垢材の家はメンテナンスが大変ですか?

A. 素材の特徴を理解すれば、決して大変ではありません。普段のお手入れは乾拭きや硬く絞った雑巾掛けで十分です。数年に一度、自然塗料(蜜蝋ワックスなど)を塗るのも、ご家族のDIYイベントとして楽しんでいただけます。

Q. 自然素材の家は寒くないですか?

A. 寒くありません。私たちが標準としている厚さ30mmの赤松の床材は、木そのものが優れた断熱効果を発揮します。見えない部分の断熱・気密施工を確実に行うことで、冬でも素足で過ごせるほどの温かさを実現します。

Q. 無垢材は傷がつきやすいのが不安です。

A. 確かに新建材と比べると傷はつきやすいですが、無垢材の傷は「味」になります。どうしても直したい場合は、削ったり水分を含ませて膨らませたりと、ご自身でメンテナンスができるのが無垢材のメリットです。

Q. 透湿層って本当に必要ですか?

A. 必須です。透湿層がないと、壁の中で結露が発生し、木材が腐ってしまいます。見えない部分ですが、家の寿命を50年、100年と延ばすための最も重要な「理にかなった施工」の一つです。

Q. 木の家はシロアリが心配です。

A. シロアリは「湿った木」を好みます。だからこそ、透湿層を設けて壁の中を乾燥させ、床下の換気を徹底することが最大の防蟻対策になります。薬剤だけに頼らない、構造からの対策を行っています。

無垢材の心地よさを、モデルハウスで体感してみませんか?

ここまで、自然素材のメリットやデメリット、そして見えない部分の施工の重要性についてお伝えしてきましたが、無垢材の本当の魅力は、実際に触れて、香りを嗅いでみないと分かりません。

大工である私自身が、無垢材の温もりと「+DIY」の楽しさを詰め込んでつくり上げたモデルハウスは、現在【完全予約制】にて特別にご案内をしております。

写真や文章だけでは絶対に伝わらない、30mmの厚い無垢床の足ざわり、五感で和む木の香り、そして深呼吸したくなるような空気の違いを、ぜひご自身の体で感じてみてください。

ご見学いただいたからといって、無理な営業やしつこい電話をすることは一切いたしません。(私自身が大工ですので、気の利いた営業トークはできません。)

「自然素材の家って実際どうなの?」 「大工さんに直接、壁の中の構造を聞いてみたい」 という段階でのご相談も大歓迎です。

新築はもちろん、古民家再生、リノベーション、店舗改装まで。愛知県碧南市を中心に三河エリアで「長く安心して住める家」をご検討の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。大工職人の目線から、誠実にお答えいたします。

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